今日、初めて自分自身に対して 優しい気持ちになれた。覚えてる限りでは、生まれて初めてなんじゃないのかなぁ…。
今まで、他の存在に対して優しい気持ちを持つことはあっても、
自分自身に優しい気持ちを向けることはなかった。
自分を嫌だと思ったとき、自分に言い訳して 自己嫌悪の不快感を
誤魔化すことはあっても、自分を許すということはなかった。
自分に嫌な部分があったとしても、それが分かっていても、
それでも 自分自身に優しい気持ちを向け、
自分自身を許し、自分自身に愛情を与えるっていうのは、
こういうことなのか…、こういう感覚なのか…、って、
その感覚をしばらく味わってたら、静かに涙がこぼれてった。
私は、自分で自分を許すっていうことが
できてなかったんだって、やっと はっきり気づけた。
小学5年の時、ある日、突然ひとりぼっちになった。
午前中までは、みんなと普通に遊んでたのに、午後になってから急に。
私には、なんでなのか ちっとも分かんなかった。
その日の私の言動を思い返しても、心当たりは全くなかった。
みんなが 100%悪いとは、言い切れないだろう。
でも、私が 100%悪いとも、言い切れない。
なのに、私は 自分が 100%悪いと確信してしまった。
その後も長い間、その確信は続いた。 強迫になっても続いてた。
今から考えれば、みんなの方が 90%くらい悪いかな。
誰でもそうだけど、
私も、親の口調を学習しながら育ったから、
子どもの頃は、私の親の口調に似てたと思う。
そのせいで、人に不愉快な思いをさせたことはあっただろう。
でも、たぶん、その程度だったと思う。
無視の件とは関係なく、当時の普段の私の態度の問題点といえば。
私は、特別に意地悪な子ではなかったと思う。
自分勝手なとこはあったけど、それだって
たぶん 他の子とたいして変わらなかったんじゃないのかなぁ。
昔のことすぎて よくは分かんないけど。
他の子の悪いとこと、私の悪いとこを差し引きしたら、
全体でプラスマイナスゼロってとこかなぁ?
私より明らかに意地悪な子もいたし、子どもなのに立派な子もいたから、
全体的に…っていうことだけど。
でも、今になって やっとそう思えるの。 20年以上も経って、やっと。
小学5年の突然の集団無視の原因は、
単に 成績に対する嫉妬だったと、5年以上も後から聞いたけど、
嫉妬心がなかった私には、信じられなかった。
自分の成績を自慢したこともなかったし、
人の成績を馬鹿にしたこともなかったし。
原因が 本当に嫉妬なのかどうか分かんないけど、
なんでそんなことで嫉妬するの?って思うようなことで、
嫉妬する子達が多かったのは確か。
たった数ヶ月の集団無視だったけど、
当時は、なぜ無視するのか教えてもらえなかったから、
私は、
私の性格が悪いに違いないって 確信してしまった。そして、
私は自分を さらに抑圧するようになった。 なぜって? 母親が毎日のように
「おまえは、きっと祖母や父親に似た子なんだ」
「祖母に似て 意地の悪い子なんだ」 とか、私に言ってたから。
みんなの態度が、それを証明したと思ってしまったのよね。
今から思うと、母親は、祖母や父親に対して直接言えない鬱憤を、
代わりに 私にぶつけて晴らしてたみたいだけど。
当然、私は、祖母や父親の口調も学習してしまってたし。
こんな事情は どうだっていい。
誰が どれだけ悪いかなんて、どうでもいい。
全然説明なしだと、人に分かんないから書いただけ。
とにかく、私だって嫌な部分もある子だった。 他の子と同じように。
でも 私までが、私だけが悪いって 自分を責め続けてたら、
他の子の集団無視に味方することになる。
他の子と一緒になって、自分をいじめてることになる。
集団でいじめるのに加担するなんて、まっぴらごめん。
集団でいじめる奴らの側につくなんて、まっぴらごめん。
集団無視は数ヶ月で終わっても、
私は、それ以後、ずっと自分を責め続けてきた。 心のどこかで。
集団無視は、私の中では終わってなかったのよね。
それに気づかない時期も多かったけど、実は責め続けてたんだよなぁ。
誰が 集団無視の側に加担するもんか! って思いながら、
当時の自分のさみしさや辛さを思い返してたら、
自然にふっと 自分に対して優しい気持ちが湧いてきて、
私から私へ 優しさが流れていくのが、
私から私へ 優しさが流れてくるのが感じられたの。
私が嫌な奴だったとしても、それでもいい。
あの卑怯な集団無視に加担するのだけは、嫌だ。
あんなに辛い思いをしてた私を、みんなと一緒になって、
もう一人の私が責め続けるのなんて、もうたくさん。
中学や高校になってから、大人になってからも、
私は、集団でのいじめには意地でも加担せず、いじめられる側に
ついてたけど、自分のことに関しては、自分の味方じゃなかったのよね。
自分を責め続けることは、
あの集団無視に加担することと同じようなもんだって思った時、
やっと 自分のケースについて客観的になれて、
自分に対して優しい気持ちが素直に出てきた。
それまでは、他の子のケースに関しては、客観的に
集団でいじめる方が悪いとか卑怯とか 思えてたんだけど、
自分のこととなると途端に、自分が悪いって思えてしまって、
心の身動きがとれなくなってたのよね。
それほど、自分の正体は嫌な奴なんだと確信してしまってた。
中学・高校の頃は、本当に強く確信してた。
その後、その確信は弱まっていって、
消えたと錯覚してたけど、実は、大人になっても
心の隅でくすぶったままだった。
連続徹夜風呂で しんどすぎる状態に追い込まれなければ、
バッチフラワーのクラブアップル、ホワイトチェストナット、
アンジェリックの Freedom From Fear、Mother Moon/Mother Mary
の組み合わせで、たぶん満足してたと思う。
でも 徹夜が続きすぎて、その組み合わせで
なんとかなってた不安感が、なんとかならなくなったから、
いろいろ試して、クラブアップル、ホワイトチェストナット、オリーブ、
チコリー、パイン、スターオブベツレヘムの組み合わせに辿り着けた。
昔のことで いろんな感情が出てきたのは、
私の場合は、チコリー、パイン、スターオブベツレヘムを組み合わせたおかげ。
苦しい連続徹夜風呂にも 意味があったってことなのかな。
天は、まだ 私を見放してないのかな…。
やっぱり、何かに守られてるんだろうか…。 (*- -)人
一応、関連日記です ↓
嫁の苦労・母親の事情 2003/03/31 小学5年の無視いじめ 2003/04/01 本当の私は嫌な奴だと思い込む 2003/04/02 PM.11:46