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2005年05月の日記
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●2005年05月31日(火)


… まぼろしの欠片 …


今日は、なぜか体のだるさがマシ。
体のしんどさがマシだと、神経最大限集中の強迫用事をするのが、
だいぶ楽。 いや…、強迫は ぜんぜん楽じゃないんだけど、
体が すごくしんどいときに、全神経を集中させて強迫用事を
ぶっ続けでするのは、本当に辛いの。

ここ2週間ほど、すごくしんどいのに
無理して強迫用事をし続けるのが続いてたから、本当にしんどかった。

全神経を集中させて 強迫用事をするから、
その時に体がしんどいのと、そうでないのとでは、
こうも違うのか…って思った。 重症の強迫は不養生を強いるから、
もともと体調も悪くなりやすいんだけどね。



昨日の日記の続き。

13年間 強迫で心に無理がきかない分、体に無理を強いてきたし、
基本的に暖房しないという家の方針のせいで、
さらに 体に大きな負担を強いてきた。
で、とうとう体の方も病気になってしまったけど、
強迫のせいで医者に行けなくて、我慢してる。

3月9日の大不調以来、3ヶ月間ほぼ連続徹夜風呂で、
さらに体の具合も悪くなったし、不安感も強くなった。

そして、5月に入った頃からかなぁ、
やっと お風呂の時間が短くなり、朝の7時〜8時に寝てたのが、
朝の5時〜6時に寝れるようなってきた。 やっとだよ。

でも 5月18日、20日、21日の、家のちょっとした改装工事の関連で、
数週間 強迫用事をし続ける羽目になってしまった。

やっと 少し体を休められると思った矢先に、大量の強迫用事。
どんなに疲れてても しなくちゃいけない強迫用事。
3ヶ月連続徹夜風呂で疲れ切ってるのに、
徹夜風呂も続けながら、たくさんの強迫用事もしなくちゃいけない。

そのせいで、寝るのが また遅くなってしまった。
体も、さらに しんどくなった。 今日は なぜかマシだけど、
それでも、体の病気の方は悪化してる。

時間ないから、続きは今度。

PM.10:33
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●2005年05月30日(月)


… まぼろしの欠片 …


5/28 の日記の続き。

強迫がひどくなっていくときって、自分の陣地が浸食されていく感じ。
自分の足元の地面が どんどん闇の底に崩れていって、
自分が立てる場所が どんどん狭くなっていく。
そんな感じかなぁ。

ミヒャエル・エンデの 『はてしない物語』 で、
国土が 「虚無」 に呑み込まれていくイメージと似てるかなぁ?

強迫がひどかったときに、ものすごく制限されてしまった自分の陣地を
私は一生懸命取り戻そうとしてきた。
やっと 少し足元が拡くなったと思ったら、また地面の端が崩れ落ちたり、
拡くなって狭くなって、拡くなって狭くなって…を繰り返しながら、
少しずつ陣地を増やしてきたつもり。



たろーにゃんこがしんでしまってから、
せっかく拡げた陣地が、少し狭くなってしまってた。
うつも入ってしまうと、神経を最大に集中させる強迫用事は、
さらに苦痛になって、途中で神経が疲れて 動けなくなってしまうの。

何をするにも強迫が伴うから、用事が進まないと、
寝る時間も遅くなるし、朝に寝るのが3ヶ月続いたら、
もともと強迫で無理を強いてきた体も、いよいよ おかしくなってきた。

昼夜逆転、睡眠不足、体調不良、うつ…、
これらが原因で、強迫の不安感は強くなってしまっている。
しかも これらが原因で、神経を集中させる用事を続けてできず、
時間ばかりかかって、寝るのが遅くなって疲れがたまっていく。



今、陣地を拡げられる時期にきてるのは 確か。
少しずつ拡げてる。 でも、家の事情で しんどいときに無理してるから、
本当に疲れてる。 休みたい。 休めない。

時間がないので、続きは今度。



昨日の朝の夢。

私が中学で一番信頼してた先生が、
なぜか 水泳の講習会をすることになった。
その先生の講習なら受けてもいいか…って思った。
中学校のプールは向きが半回転していて、水が透き通っていた。

プールの横に花が咲いていた。
なんか すごく懐かしい気がした。 初めて見る花なんだけど。
小さな花びら一枚一枚が、ガスコンロの弱火の炎そっくりだった。
青く半透明に微かにゆらめく炎のような花びら。 かげろうのような花びら。

でも、炎ってことはエネルギーかもなぁ。
その夢は、花びら一枚一枚のエネルギーを見せてくれたのかなぁ。
花の命が燃えてる…ともとれるなぁ。 命を表す花とか…。
ミヒャエル・エンデの 『モモ』 に出てきたのは、時間の花だったっけ。

水は 一般的に無意識を表すから、
プールの横に咲いていたっていうのも意味深なのよね。
信頼する先生の指導のもと、無意識の象徴の水に入るっていうのも。

PM.11:03

●2005年05月28日(土)


… まぼろしの欠片 …


私は、本当は 嫌な奴かもしれない。
でも、私は 私を嫌いだとは思わない。 思わなくなった。
「それでも嫌いじゃない」 っていう感覚を持てることは、
子どもの頃からの夢だった。

でも、もういい。
休みたい。 疲れた。 休みたい。 休めない。
疲れた。 休みたい。 強迫が休ませてくれない。
強迫が 心も体も休ませてくれない。
13年間も 休ませてくれない。 疲れた。 休みたい。 休めない。
疲れた。 休みたい。 休めない。

たとえ光が すぐ側まで来てたとしても、
もう我慢できない。 疲れた。 休みたい。 休めない。 休みたい。



私は、自分を嫌いだとは思わない。
でも、生きたいとも思わない。
生きたいっていう気持ちが、私の心の中に見つからない。

PM.11:48

●2005年05月23日(月)


… まぼろしの欠片 …


部屋の北の窓を開けるとき、「たろーちゃん、たろーちゃん」って、
たろーにゃんこに呼びかけながら 開ける。
部屋の北の窓を閉めるとき、「たろーちゃん、たろーちゃん」って、
たろーにゃんこに呼びかけながら 閉める。

今日、北の窓を 「たろーちゃん」 って開けたとき、
風が ざわっと吹いてきて、木の枝たちが会釈するように揺れた。
たろーにゃんこが 挨拶してくれてるような気がして、
涙が出てきた。

PM.10:09

●2005年05月20日(金)


… まぼろしの欠片 …


5月14日の夜中〜5月15日の未明に 思ってたことなんだけど、
その後に見た夢の話を優先したから、書き損ねてた。
子どもの頃の話で、5/11の日記の続き…かな。



そういえば、母親が私に向かって、
「おまえは、きっと 祖母や父親に似て意地の悪い子なんだ」
って、毎日のように繰り返してたのは、
たいてい、学校に行く朝だったような気がする。

母親は毎朝、「忘れ物ないんか?」「体育の用意は持ったか?」
「コンパスは入れたか?」「下敷きは…、ふで箱は…、教科書は…」
何回も何回も、こと細かく私に聞き直した。
「もう〜、忘れ物ないったら〜」 って何回も言っても、
母親は、「本当に忘れ物ないんか?」って、時間ギリギリまで止めなかった。

何回も念を押して聞くっていうのは、
私はあなたを信用してくません…っていうメッセージだよね。
子ども心にも それは伝わるし、何回も念を押されてるうちに
いい加減に嫌になってきて、「もう〜、うるさいなぁ」
みたいなことを、私は言ってたと思う。

私が、母親の過干渉に反発したら、
母親から 「きっと意地が悪い子なんだ」 とか 「えらそうに…」って
言われてたってことなのよね、よく考えたら。

PM.11:13

●2005年05月17日(火)


… まぼろしの欠片 …


にゃんこの爪が新しくなるときは、
爪の外側の古くなった部分が、爪の形のまま取れるのよね。
にゃんこの爪の抜け殻は、不完全なセミの抜け殻みたいなもんかな?



今日の夕方の夢。

台所に、たろーにゃんこの爪が落ちてた。
爪先だけじゃなく 爪の元の方まであって、完璧だった。
よく見ると、透明なプラスチック製の足先の抜け殻までついていた。

普段から掃除してる場所に今頃、
にゃんこの爪の抜け殻完全版が 落ちてるなんて変だなぁって思ったけど、
せっかくの たろーにゃんこの爪だから、もらっとくことにした。

場面が変わって、部屋には たろーにゃんこ自身の抜け殻までいてた。
透明プラスチック製じゃなく、ちゃんと たろーにゃんこの毛が生えてる、
ふにゃっとした縫いぐるみのような たろーにゃんこの抜け殻だった。

たろーにゃんこの抜け殻を座らせたら、勝手にもっと深く座り込んだ。
まるで、たろーにゃんこが生きてるみたいだ…。
そして、座り込んで見守ってくれてるみたいだ…。



私は、たろーが落とした爪やヒゲを見つけたら もらってるのよね。
こないだも、敷物の下に たろーにゃんこの爪を見つけたから、
ラッキーって思って、大切にとってある。

夢では、初めは 爪の抜け殻が出てきて、
次に たろーにゃんこ自身の抜け殻まで出てきて、
そして、たろーにゃんこの抜け殻は、私を見守ってるようだった。

たろーにゃんこが言ってる気がした。
…ぼくの爪の抜け殻は、ぼく自身の抜け殻と同じようなもんだよ。
…みぃが持ってる爪の抜け殻を通じて、ぼくは見守ってるんだよ。
たろーにゃんこが、夢を使って そう伝えてくれてるような気がした。



私は、自分の部屋の端っこの方は、
たろーにゃんこがしんでしまってから、掃除してないの。 o(- -;o
たろーにゃんこの毛、たろーにゃんこが引っ掻いた紙切れ、
たろーにゃんこが足につけてきたトイレの紙砂 etc.
そのままにしておきたいから。 掃除して取り去ってしまいたくないから。

部屋の隅の たろーにゃんこの毛たちは、みんな
たろーにゃんこの分身みたいなもんだと思ってたけど、
ただの分身じゃなく、「たろーにゃんこ自身でもある」 って、
たろーが言ってた。 そして、たろー自身でもある分身たちが、
私を見守ってくれてるんだ…。 そう思うと また泣いてしまった。

守らなくちゃ。 守らなくちゃ。 誰にも掃除させない。
私が生きてて守らなくちゃ。 私しか守る人はいないもの。
家の事情で 私が危機だったから、たろーにゃんこが、
夢を通じて、見守ってるからねって伝えてくれたのかな…。

実際に、私の心や状況が危機のとき、
たろーにゃんこが夢に出てきてくれることって 多いもんなぁ。
やっぱり、見守ってくれてるんだ…。 (*- -)人

5/18. 22:13

●2005年05月15日(日)


… まぼろしの欠片 …


私の中で 感じ方が変化してきてる…。
まず、夢を反芻してて気づいた。 人の夢なんて読んでも
つまんないんだけど、私にとっては大きいので…。 (*- -)人



今朝の夢、と言っても 寝たのが今朝になってからだけど。 o(- -;o

たろーにゃんこと同じ色の犬だった。
犬の大きさも、たろーにゃんこくらいで小さかったから、
あの犬は、たろーにゃんこだ…。

その犬の具合が悪かったので、動物病院に連れて行った。
動物病院に、その犬をあずかってもらった、っていうか入院ってことかな。
なぜか 引き出しの中が犬のベッドだった。

その犬の様子を見に行ったら、その犬が引き出しの中から出てて、
よろよろ 懸命に動こうとしてた。 犬のいた場所は道路じゃないんだけど、
なぜか 私は、そんなとこにいると車にひかれるから危ないって思って、
その犬を危なくないところに連れてった。

その犬は、すごくしんどそうだった。
助からないのかもしれない…って思った。
もし もう助からないのなら、せめて おうちに連れて帰って
おうちで 安心させてあげたいと思った。
おうちに帰りたくて、その犬は 引き出しから出てたんだと思うし。

私は、おうちに帰りたいのかどうか、
その犬の気持ちを一生懸命、聴き取ろうとしてた。
その場面は、たろーにゃんこの あのときと似てた。

あのとき…、たろーにゃんこが しんで?帰ってきたとき、
私は最後の望みを託して、たろーにゃんこを寝かせて、
たろーにゃんこの心臓の音が聴こえないか、耳を澄ませた。
そのときと似てた。



目覚めて この夢を反芻してるうちに、
もしかしたら、たろーにゃんこの魂が 体から離れたとき、
たろーにゃんこの魂は、私に会おうとして 体より先に家に
帰ってきてくれてたのかもしれない…って、ふと思って涙が出た。

以前は、同じ夢を見たとしても、こんな感じ方はしなかったと思う。



今朝の夢 -2

私は、会社からどっかに出かけてて、お金を支払っていた。
請求書?の金額を見て、「天文学的数字ですなぁ…」 って、
知らない男の人が言ってた。 そこまでいかないけど、私には大金だよな。
でも ほとんどの金額が すでに誰かによって支払われていた。
私は、残りの金額だけ支払った。

会社から出かけてた場所は、会社から電車やバスで1時間ほど?
のとこで、仕事が終わって直帰することになった。
家から会社までは、電車とバスを4回乗り換えて 長時間かかるのに、
出先から家に戻るときは、電車1本乗るだけだった。

この違い…、通勤に取られる時間と労力の この違い…。
しかも、毎日のことだからなぁ。
いつもの通勤時間の無駄さを、改めて つくづく実感してた。

会社に行ってた頃から、いつも実感してたけど、
夢の中で、本当に こんなこと続けてたらダメだと思って、
会社を辞める決心をした。 スッキリと決心できた。
やっと、自然に納得して決心できた。

辞める前に、やりかけの課題だけは 提出しておかないと
まずいよなぁ、面倒だなぁ、嫌だなぁ、しゃあないなぁって思った。
卒論までは手が回らないから、卒論はいいか…って思ってた。
なぜか途中から、大学と ごっちゃになってた。

出先からの帰り電車では座れた。 楽に駅に着いた。
なぜか 駅員がみんな親切で、トラブルなく帰れた。
今までの夢の中では、駅が迷路になったり 行き止まりだったりして、
目的地に着けないことが多かったからなぁ。 画期的。 o(- -;o

電車で隣に座ってた男の人が、途中から、
うつで自殺してしまった 昔からの友人に変わってて、
友人と一緒に駅に降りた。

駅を降りてから、友人は私とは別方向に行った。
でも、すぐに自転車で 私の進む方向にやって来た。
「あれ? 家こっちだった?」
「そうや〜、みぃの家の前を通って学校に行ってたんやで、忘れたんか?」
あぁ…、そうだった。 彼の家はこの向こうだった。

帰り道の 細いT字路の周りの景色が 一変してた。
両側の家も前方の家も きれいになくなり、さら地になってた。
道路も 家が建ってた場所も、全部、砂漠のような土でおおわれ、
草一本もなく、砂漠色一色だった。

その何にもない景色の中で、自転車で私の先を行く友人が、
私の方を振り返りながら ニコニコしてた。



私の心は、まだ 会社を辞められてなかったのかな…、
やっと、辞める決心がついたのかな…って思った。

通勤時間の長さは、本当に苦痛だったけど、
会社は辞めたくなかったからなぁ。
気の合う大切な人たちが、たくさんいてたし。
強迫がひどくなって 辞めるしかなくなり、仕方なく辞めたから、
私の中で今だに 想いをひきずってたのかなぁ。

やっと、未練を捨てて、スッキリと辞める決心ができたのは、
夢の中だけど初めてだった。 現実の世界で、迷いが消えて
あんなにスッキリ決心できたことはなかったから、
私の中で 何かが変わったのかなって思った。

夢の中で すでに支払われてた多額の金額は、
長い強迫の時間を意味するのかもしれないって思った。
または、強迫で失った当たり前の生活、人間関係、夢、etc.
でも、代わりに得られたものも大きかったからなぁ…。

会社を辞める決心が やっとでき、
出先から帰る時も、珍しく迷路に入り込まずに 無事に帰れた。
家のすぐ近くの景色が、道だけついた乾いた土の景色になってた。
その景色は、終わりと始まりの両方を象徴してたのかなぁ。

終わりと始まり?の中を進む 私の前を行く友人は、
私を導いてるかのようだった。

草一本もない乾いた土だけの景色、
土だけだけど T字になった道だけはついてる景色、
その景色の中、私の前方で自転車を操りながら ニコニコしてた友人、
その情景が 心にしっかり残ってる。

友人が うつで自殺してしまってから 2年半くらいになる。
夢に出てきてくれたのは、やっと2回目かな…。
やっと、ゆっくり友人に会えて 嬉しかった。
やっぱり 友人は私を守ってくれてたんだなって スッと思えた。
そう思うと、また涙が出てきて なかなか止まらなかった。

夢の中の やりかけの課題は、現実での課題を意味してるのかな。
まだ 課題が残ってるもんなぁ。

5/16.12:48

●2005年05月11日(水)


… まぼろしの欠片 …


今日、初めて自分自身に対して 優しい気持ちになれた。
覚えてる限りでは、生まれて初めてなんじゃないのかなぁ…。

今まで、他の存在に対して優しい気持ちを持つことはあっても、
自分自身に優しい気持ちを向けることはなかった。
自分を嫌だと思ったとき、自分に言い訳して 自己嫌悪の不快感を
誤魔化すことはあっても、自分を許すということはなかった。

自分に嫌な部分があったとしても、それが分かっていても、
それでも 自分自身に優しい気持ちを向け、
自分自身を許し、自分自身に愛情を与えるっていうのは、
こういうことなのか…、こういう感覚なのか…、って、
その感覚をしばらく味わってたら、静かに涙がこぼれてった。

私は、自分で自分を許すっていうことが
できてなかったんだって、やっと はっきり気づけた。



小学5年の時、ある日、突然ひとりぼっちになった。
午前中までは、みんなと普通に遊んでたのに、午後になってから急に。
私には、なんでなのか ちっとも分かんなかった。
その日の私の言動を思い返しても、心当たりは全くなかった。

みんなが 100%悪いとは、言い切れないだろう。
でも、私が 100%悪いとも、言い切れない。
なのに、私は 自分が 100%悪いと確信してしまった。
その後も長い間、その確信は続いた。 強迫になっても続いてた。
今から考えれば、みんなの方が 90%くらい悪いかな。

誰でもそうだけど、
私も、親の口調を学習しながら育ったから、
子どもの頃は、私の親の口調に似てたと思う。
そのせいで、人に不愉快な思いをさせたことはあっただろう。

でも、たぶん、その程度だったと思う。
無視の件とは関係なく、当時の普段の私の態度の問題点といえば。
私は、特別に意地悪な子ではなかったと思う。
自分勝手なとこはあったけど、それだって
たぶん 他の子とたいして変わらなかったんじゃないのかなぁ。
昔のことすぎて よくは分かんないけど。

他の子の悪いとこと、私の悪いとこを差し引きしたら、
全体でプラスマイナスゼロってとこかなぁ?
私より明らかに意地悪な子もいたし、子どもなのに立派な子もいたから、
全体的に…っていうことだけど。
でも、今になって やっとそう思えるの。 20年以上も経って、やっと。



小学5年の突然の集団無視の原因は、
単に 成績に対する嫉妬だったと、5年以上も後から聞いたけど、
嫉妬心がなかった私には、信じられなかった。
自分の成績を自慢したこともなかったし、
人の成績を馬鹿にしたこともなかったし。

原因が 本当に嫉妬なのかどうか分かんないけど、
なんでそんなことで嫉妬するの?って思うようなことで、
嫉妬する子達が多かったのは確か。

たった数ヶ月の集団無視だったけど、
当時は、なぜ無視するのか教えてもらえなかったから、
私は、私の性格が悪いに違いないって 確信してしまった。
そして、私は自分を さらに抑圧するようになった。

なぜって? 母親が毎日のように
「おまえは、きっと祖母や父親に似た子なんだ」
「祖母に似て 意地の悪い子なんだ」 とか、私に言ってたから。
みんなの態度が、それを証明したと思ってしまったのよね。

今から思うと、母親は、祖母や父親に対して直接言えない鬱憤を、
代わりに 私にぶつけて晴らしてたみたいだけど。
当然、私は、祖母や父親の口調も学習してしまってたし。



こんな事情は どうだっていい。
誰が どれだけ悪いかなんて、どうでもいい。
全然説明なしだと、人に分かんないから書いただけ。

とにかく、私だって嫌な部分もある子だった。 他の子と同じように。
でも 私までが、私だけが悪いって 自分を責め続けてたら、
他の子の集団無視に味方することになる。
他の子と一緒になって、自分をいじめてることになる。

集団でいじめるのに加担するなんて、まっぴらごめん。
集団でいじめる奴らの側につくなんて、まっぴらごめん。



集団無視は数ヶ月で終わっても、
私は、それ以後、ずっと自分を責め続けてきた。 心のどこかで。
集団無視は、私の中では終わってなかったのよね。
それに気づかない時期も多かったけど、実は責め続けてたんだよなぁ。

誰が 集団無視の側に加担するもんか! って思いながら、
当時の自分のさみしさや辛さを思い返してたら、
自然にふっと 自分に対して優しい気持ちが湧いてきて、
私から私へ 優しさが流れていくのが、
私から私へ 優しさが流れてくるのが感じられたの。

私が嫌な奴だったとしても、それでもいい。
あの卑怯な集団無視に加担するのだけは、嫌だ。
あんなに辛い思いをしてた私を、みんなと一緒になって、
もう一人の私が責め続けるのなんて、もうたくさん。

中学や高校になってから、大人になってからも、
私は、集団でのいじめには意地でも加担せず、いじめられる側に
ついてたけど、自分のことに関しては、自分の味方じゃなかったのよね。



自分を責め続けることは、
あの集団無視に加担することと同じようなもんだって思った時、
やっと 自分のケースについて客観的になれて、
自分に対して優しい気持ちが素直に出てきた。

それまでは、他の子のケースに関しては、客観的に
集団でいじめる方が悪いとか卑怯とか 思えてたんだけど、
自分のこととなると途端に、自分が悪いって思えてしまって、
心の身動きがとれなくなってたのよね。

それほど、自分の正体は嫌な奴なんだと確信してしまってた。
中学・高校の頃は、本当に強く確信してた。
その後、その確信は弱まっていって、
消えたと錯覚してたけど、実は、大人になっても
心の隅でくすぶったままだった。



連続徹夜風呂で しんどすぎる状態に追い込まれなければ、
バッチフラワーのクラブアップル、ホワイトチェストナット、
アンジェリックの Freedom From Fear、Mother Moon/Mother Mary
の組み合わせで、たぶん満足してたと思う。

でも 徹夜が続きすぎて、その組み合わせで
なんとかなってた不安感が、なんとかならなくなったから、
いろいろ試して、クラブアップル、ホワイトチェストナット、オリーブ、
チコリー、パイン、スターオブベツレヘムの組み合わせに辿り着けた。

昔のことで いろんな感情が出てきたのは、私の場合は、
チコリー、パイン、スターオブベツレヘムを組み合わせたおかげ。
苦しい連続徹夜風呂にも 意味があったってことなのかな。
天は、まだ 私を見放してないのかな…。
やっぱり、何かに守られてるんだろうか…。 (*- -)人

一応、関連日記です ↓
嫁の苦労・母親の事情 2003/03/31
小学5年の無視いじめ 2003/04/01
本当の私は嫌な奴だと思い込む 2003/04/02

PM.11:46

●2005年05月10日(火)

… まぼろしの欠片 …


6日の夜に、やっぱり ラーチよりもチコリーかなって思って、
クラブアップル、ホワイトチェストナット、パイン、チコリー、オリーブ
の組み合わせにしてみたんだけど、あまり変わんなかった。
それで、8日か9日の早朝に、スターオブベツレヘムを加えたら、
昔の出来事に関して、いろんな感情が出てきた。

スターオブベツレヘムは、過去のトラウマも癒してくれるらしいのよね。
以前に、スターオブベツレヘム、クラブアップル、チェリープラム、アスペン
あたりを組み合わせたことがあったんだけど、
その時は、いろんな感情は出てこなかった。

でも、チコリー、パインと組み合わせると、全然違った。 私の場合はね。
過去のトラウマは、チコリー、パイン絡みって感じだもんなぁ。
現在よりも過去が、チコリー、パインだし。



8日か9日に初めて、小学5年の時のことで、やっと本気で怒れた。
子どもの頃は、自分が悪いに違いないって確信してたし、
大人になってからも、自分が悪いっていう感情は拭いきれなかった。
20年以上経って、やっと クラスみんなに腹を立てられた。
自分の中で本気で怒れて、すっとした。

次の日、また心が揺れて、
その後も何回も心が揺れて、しんどくなったりもしたけど、
やっぱり 過去に関して、いろんな感情が出てきて、
特に 今までとは違った感情が出てきて良かったと思う。
その過去は、私の不安の大元に関係してるもんね。

身代わりの不安=強迫の不安
と闘うのは、もう嫌だし。
感情が ばぁ〜っと出てきてたときは、不安感なかったよなぁ。
すでに長期連続徹夜で体調わるいしぃ。 徹夜続きすぎ。



3月9日の大不調から 5月9日までの 62日間の間、
徹夜風呂が 55日間、徹夜風呂を免れたのが 7日間。
そして、今夜も徹夜風呂。 完全に徹夜と不安の悪循環に
ハマってしまってます。 o(*- -)o

PM.10:58

●2005年05月06日(金)


… まぼろしの欠片 …


昨夜、ふと 台所の流しの三角コーナーのカビを取りたくなり、
目立つカビだけ、プラスチックの使い捨てスプーンで掃除してた。
カビのかたまりが プルンプルンしてた〜。 o(- -;o
不潔恐怖の頃は、この種のカビが すごく怖かったんだよなぁ。

昨夜も 相変わらず徹夜風呂で、しかも 時間が遅くなっちゃったのに、
またしても、お風呂の途中で お風呂の床のカビを掃除したくなり、
急いでるのにぃ〜、なにも今しなくてもいいのにぃ〜って思いつつ、
お風呂の床のカビを掃除してた。 時間ないからサッとだけ。



自分の心の中にたまったものを 掃除したかったのかなぁ。
そんなことしながら、私の中で 少しずつ
想いがまとまりかけてたみたい。

今朝、お風呂からあがる頃、
これからが 見返りを求めない愛情の本番なのかも…、
すごく悲しいけど…って思ってた。



「そのままの自分が 親から受け入れられる」 という実感を得られずに
育ってきた私には、「そのままの他の存在を受け入れる」 ことも、
できてなかったと思う。
「そのままの他の存在を受け入れる」 ことを
強迫になってからの私に 実感させてくれたのは、たろーにゃんこ。

私は、たろーにゃんこの存在自体を喜べた。
たろーにゃんこが、私の困ることをしても、たろーへの愛情は、
変わらなかったもの。 条件つきの愛情じゃなかったし。
たろーに見返りを求めるつもりもなかった。

でも、たろーが そこに居てくれること自体が、
見返りと言えば 見返りだもんね。
たろーが、そこに居るだけで充分なんだもの。

たろーにゃんこがしんでしまったら、どんなに想っても
たろーには届かないかもしれない。 私には分からない。
それこそ、本当に見返りを求めない愛情になっちゃうよね。
たろーにゃんこは、今でも私に修行?させてくれてるのかな…。

PM.11:14

●2005年05月04日(水)


… まぼろしの欠片 …


昨日の朝から 今日の夜まで、
親も妹も、関東の弟のとこに行ってていない。

家族に気兼ねなく過ごせると思うと、やっぱり不安感がマシ。
何をするにも 強迫行為はついてまわるけど、
心の奥が どこかゆったりと安心できてる、いつもよりずっと。

いつも申し訳ないと思ってるし、
なるべく迷惑かけないようにって、気ぃ使ってるもんなぁ。
いつも 相当 気ぃ使ってるんだなぁって、改めて感じる。



「ちっとも迷惑かけてると 思いやがらんとーっ!」
「どんだけ迷惑かけたら 気がすむねんっ!」
「いつまでも治りやがらんとーっ!」
「親を苦しめて はよ殺したろうと思ってんねんやろーっ!」

母親の口癖。 母親の罵倒が始まると、これが大声で繰り返し続く。
延々と続く。 他にもいっぱい 私を追い詰める罵倒が続く。
不調の時ほど罵倒されるから、たまったもんじゃない。

「ちっとも迷惑かけてると 思いやがらんとーっ!」
って、母親が言う根拠は、
「迷惑かけてると思ってたら、強迫行為がやめられるはず」
「迷惑かけてると思ってないから、強迫が治らない」 らしい。

私が 「迷惑かけて申し訳ないと思ってる」 って
何回説明しても、信用しようとしない。



昨日は、徹夜風呂明けでしんどかったけど、
せっかく親が出かけてて チャンスだし、
親の部屋の上の2階の廊下で、気の張る用事をした。
静かで時間に余裕のある時でないと、できない用事。

親に静かにしててって言うのが 嫌だったし、
すごく神経使う用事だから、ずっとできないでいた。
親が家にいない安心感があったのと、
ゴールデンウィークで人通りも少なくて、不意の物音に
注意がそがれずにすんだからこそ、徹夜続きでも できたんだろうなぁ。

迷惑かけないように 早くしなくちゃって、焦らなくてもよかったし。
3時間くらいかかったかなぁ。 かなり疲れたけど、
無事にできて嬉しかった。

夜になって、疲れて動く気力がなくなって、少しずつ
用事をしてたら、結局、昨夜も徹夜風呂になってしまった。 o(- -;o
連日の徹夜だし、一年前から うつも入ってるから、
ほんとに疲れやすくて、動けなくなっちゃうのよね。

この頃、電話しただけで疲れて、しばらく動けなくなっちゃう。
ネットしてなかった頃なんて、電話が唯一の窓で楽しみで、
電話で疲れたことなんて なかったのに。
あー、疲れが溜まってるせいだ…。



今日の方が、昨日より安心感が増してた。
昨夜 お風呂に入った時間も遅くて、今朝 寝た時間も遅かったけど、
そのわりには目覚めたとき、いつもより深く眠れた気がした。
いつもは、寝てる時も 家族に気ぃ使いながら、寝てるのか? o(- -;o
う〜ん…、いつもより安心しながら 寝れたような気がする。

いつもより安心して寝れたから、
起きてからも、いつもより安心感があるんだろうなぁ。
たろーにゃんこと寝てた頃は、すごく安心しながら寝てたなぁ。

不安感は少なかったけど、昨日たくさん用事をしたから、
今日は用事を控えめにした。 マシとは言っても、やっぱり疲れてるし。

PM.11:43

●2005年05月01日(日)


… まぼろしの欠片 …


今日は、たろーにゃんこの日。
北の窓からの風は、たろーにゃんこの風。



セロトニン神経を鍛えるには、丹田呼吸法が良いらしくて、
『セロトニン呼吸法』 っていう本を買って持ってたんだけど、
強迫上、捨てないといけなくなってた。

買い直せないし、せめて
ざっと読んでから、その本を捨てようと思ってたんだけど、
調子が悪くて、ずっとセロトニン本を読めなかった。

今日やっと ちょびっとだけ セロトニン本を読んで、
無事、セロトニン本を捨てられた。
セロトニン本一冊全部を捨てないと ダメなので、
必死で覚えたのをここに書いとく。 o(- -;o

セロトニン本を見ながら、ここに書き写すのも、
私の強迫上、ダメなのだ…。 だから不正確。 o(- -;o



丹田呼吸法のやり方

1. 姿勢をただす
腰をきっちり立てて、みぞおちから上はゆったりくつろがす
自分のおつむのてっぺんで天をつくつもり
顔から力を抜く。 真正面を見たまま 視線は楽に落とす
肩から指先まで力を抜く
立位の場合は、腕は指先まで力を抜き 自然に下ろす

2. まず息を吐く
下腹を絞り込むようにして息を吐く
吐きながら、だんだんと肛門も締めていく

3. 下腹と肛門の力が最大になった時点では、自然に息が止まっている
このとき、力まない

3. 下腹と肛門の力を抜く。 自然に息が入る
このとき、先に肛門の力を抜くようにした方が スムーズにいく
下腹から膨らんでいくイメージで、息を吸う

4. 息が満たされてくると、肩から胸に力が入るが、
つばを飲み込むような感じで、肩から力を抜く

5. 自然に息が出る
このとき、のどに力を入れない

6. そのまま ゆっくりと息を吐いていく
息を吐くにしたがって 腹に力が入ってきて
自然と腹筋を絞り込むことになる


息を吐く時間:息を吸う時間 = 2:1 から 4:1
時間は、30分以上が理想だったかなぁ…。

『ここ一番に強くなるセロトニン呼吸法』 より
著者 : 有田秀穂 氏, 高橋玄朴 氏


深夜.24:31


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